今回は、Unreal Engine 5.6(UE5.6) のプレビュー版がリリースされたので、さっそく触ってみた感想です。インストール方法や簡易操作説明です。
UE5.6プレビュー版をインストール!
まだ「テスト中なので使用しないでね」とのことですが、早速試してみました!
インストール作業は大体8分ほどかかりました。



まだ危ないよ → ガンガンいこうぜ!(自己責任で)

テンプレートの変化は…まだこれから?
「テンプレートが盛りだくさん!」という情報を聞いていたのですが、現時点では特に変化は確認できず、まだお預け状態のようです。
とりあえず、いつも通りサードパーソンテンプレートで遊んでみました。
こちらもシェーダーコンパイルに時間かかり約7分ほどで完了です。
キューブが豆腐に!?選択モードUIの印象と変化

以前は青かったキューブが白い豆腐のようになっていました。なにか意味ある!?
UI周りも結構変わっていると聞いていたので、慣れるのに時間がかかるかな?と思いきや、意外と直感的で分かりやすい印象です。
画質変更がすっきり!EPIC設定が簡単に
以前は「いったん画質をEPICにすると画質選択メニューが消えて面倒」でしたが、UIが整理されたことで、画質の切り替えが気軽にできるようになりました。

さらに、ゲームプレイ中でもプラットフォームの変更が可能に!?
マルチプラットフォーム展開のゲーム作りに便利そうです。

新しくなったギズモ&視野角設定が秀逸

ギズモのアイコンも変わり、左のツールバーに収まっているのも自然です。
左右の入れ替え+ツールバーがビューポート画面の外に移動しました。



さらに便利だと感じたのが、視野角(FOV)の設定がすぐにできること!

これまではポストプロセスボリュームを探さないといけなかった暗いレベルでも、簡単に明るさを変更可能になっています(編集画面用ですが)。
アニメーションモードの改善点
アニメーションモードには便利機能が追加されました!
「コントロールリグのみを選択できる」モードがツールバーに追加されたことで、
背景や地面などの誤選択による作業ミスを簡単に防げるようになりました。これはストレス減りますね。

一時的ピボットツールの活用例

例えば右側にピボットをずらしてアクタを回転させると、その場ではなく、ずらした軸を中心に回転できるんです。
これ、カバー姿勢から飛び出して銃撃するようなアニメーションを作るときに、すごく便利そう!


モデリングモードでピボットを動かす場合と違って、「一時的」なのがポイントですね
モデリングモードの改善点
作成時のギズモが2軸同時に選択できたりするものに変わり便利になりました。

画面上のショートカットボタンに頂点・辺・面の切り替えボタンが追加され、
ポリグループエディットがここから直接操作可能になっていました!


これは、レベルデザインの作業効率をかなり上げてくれそうです。
おまけ:メタヒューマンクリエーターがローカルに登場!
MetaHuman Creator がとうとうローカルのエディタに登場!





…とはいえ、現時点ではまだいろいろと準備中なようで、
髪型はアフロ限定、
肌色は人間前提、
シャツは1種類でめり込み気味、
顔のリグだけEPICサーバーでやるようですが、通信エラーが出てしまいました。
正式リリースされたら、また本格的に触ってみたいと思います!
ちなみに、使うにはEPIC Game Launcherでインストールオプション「MetaHuman Creator Core Data」が必要です。


プラグインの有効化してプロジェクト再起動で使えるようになります

準備ができたらコンテンツブラウザ右クリックに「MetaHuman」のメニューがでます

まとめ
UE5.6プレビュー版を触ってみた感想としては:
- UIの刷新が直感的で使いやすくなった
- アニメーションやモデリングの機能が地味に進化
- 一時的ピボットツールが超便利
- メタヒューマンのローカル版はまだ未完成
これから正式版でどんな進化を遂げるのか、楽しみですね!
ご覧いただきありがとうございました!
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