2025/3/25までの無料アセット「Western Desert Town w/ Construction Tool | Fab」を紹介します。
「コンストラクションツール付き」がポイントです。

概要
Western Desert Twon は Befour Studios の西部炭鉱町の環境アセットです

インディージョーンズとかトレマーズとか
デモマップ
UE5.5.4で開くと赤字でライトがうまく処理できていないことが表示されています。
それもあってか夕方的な設定とはいえ全体的にちょっと暗めですね

Fabのダウンロードページで下のほうのリンクからGoogleドキュメントでマニュアルがありますが、そこに書かれている昼夜切り替えるシステムってのが見当たりませんでした。
Ctrl+Lで太陽の位置をかえたり、ポストプロセスボリュームの露光を調整したりしましょう。

※建物の内側に別なポスプロがあったりするので個別の設定も要調整です
また、石ころが大きめのがゴロゴロ落ちているので、サードパーソンテンプレートのカメラワークだと縦ブレが大きいです。そこも調整するか、石のコリジョンあたりを調整しましょう。
Props



建物
建物をパラメタ調整でつくることができるブループリントクラスがあります。
下記手前はパーツで奥は作成例です。

洞窟
洞窟をパラメタで作成できるブループリントクラスがあります。
下記はそれで使われる柱や壁などのモジュールです。

コンストラクションツール
付属のブループリントクラスは単にメッシュをまとめたものではなく、レベルデザインを助けるツールになっています。

ブループリントの処理はそこそこ複雑ですが、その中身を理解する必要はありません。

建物
使い方はごく簡単で、BP_Buildingを建物を置きたい位置に置いて、詳細欄からパラメタを変更するのと、マテリアルを入れ替えるくらいです。

大きさや屋根の有無、窓の数や扉の位置、バルコニーや柵などがパラメタですぐさま変更できます。

便利! 自分の選択センスが厳しい(;’∀’)
窓やドアが穴開かない問題
洞窟
建物と同じく、洞窟もパーツを選んでパラメタ調整で金属の柱や板壁の有無などをつけ外しできます。
洞窟は分岐や行き止まりのタイプなどでBP自体がわかれているので、ブロックを組み合わせてルートを作る作業自体は手動でやるっぽいです

ドキュメントを詳しくは見ていないので、もっと便利な技があるかもしれません

上にはどんな通路かのマークがついているので、平面であれば上から把握できますね

その他
トロッコやそれ用の線路のブループリント、ランタンもパラメタでフックや明るさ火の大きさや揺れ周期まで細かく調整できるようになっています。
電線はスプラインメッシュになっており、スプラインの点を調整することでそれに沿った電線を貼れます。

参照されるメッシュを入れ替えればほかにも応用できそうですね。
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